
「せっかく仏壇を買ったものの・・・東西南北?どちらに向けて置いたらいいのだろうか?」とお悩みの方が多い?のではないでしょうか?
実際、仏壇の位置や方向について気にしている人は多いですね。
そこで、「仏壇を正しく置く位置やその方向」についてお悩みの方に専門家の意見を聞いてみました。
1.「仏壇を正しく置く位置とその方向」とは?
仏壇を正しく置く位置は「北向きを避けて、普段から仏壇のお世話をしやすい場所」で家族の集まりやすい部屋が基本です!
なぜ?「北向き」は嫌われるのか?
ご存知のように地球を中心にすると陽は東から登り、南で高くなって、西に沈んでいきます。そのため北側には陽光があたりません。そのためか?一般的には仏壇が北を向いている置き方は嫌われています。
2.でも・・・仏さまは「いけない方角」などは作っていません!
がしかし・・・基本的に仏さまが「いけない方角」などは作っていません!
なぜか?と言いますと・・・東西南北には、それぞれに「如来さま」が配置されています。
東→ 薬師如来
西→ 阿閦如来(あしゅくにょらい)
南→ 阿弥陀如来(あみだにょらい)
北→ 釈迦如来
となります。
広大な宇宙空間には、端も中央もないんです!
「本来・・・無東西、いずこに南北ありや?」という訳ですね。
東・・・陽が登る方向ですから悪いはずはありません。
西・・・阿弥陀如来の西方浄土(さいほうじょうど)の方角ですから悪くありません。
南・・・「天子南面す(天子は南を向いて座っている)」と言う中国の言葉があるくらいですから、これまた悪くありません。
唯一、北に面して置かれることは「歓迎されません!」
昔から「北面の武士?」とも言われ、武士は公家(くげ)よりは一段低く見られていました。そのような理由?からも北は敬遠されています。
3.「仏壇」を置く位置で注意すべき点とは?
「神棚」も置かれている場合です!
絶対に、「仏壇」と「神棚」は向かい合わせに置いてはいけません!なぜならば・・・両者を対峙させて良い結果が出たことはありません。
昔ならば・・・おじいちゃん・おばあちゃんが「生活の知恵」として良く知っていたので、こういうことを教えてくれたのですが・・・。
4.まとめ
1・・・「仏壇を正しく置く位置とその方向」とは?
「北向きを避けて、普段から仏壇のお世話をしやすい場所」で家族の集まりやすい部屋が基本です!
2・・・でも・・・仏さまは「いけない方角」などは作っていません!
東西南北それぞれの理由がありますが・・・唯一「北に面して置かれることは「歓迎されません!」
3.「仏壇」を置く位置の注意すべき点とは?
「神棚」とは、向かい合わせに置いてはいけません!
たとえ今は予算がなくて「仏壇」を求められない人もいるかと?思います。でも・・・無理をしないで「今はご自分の心の中に仏壇を置くことが大事!だと思います。
そして、心の中の「仏壇」に水、花、香、仏飯などの供養の品を差し上げる気持ちが最も大事である!と思います。私も毎朝・・・「仏壇」に手を合わせることで、清々しい気持ちで一日を送ることが出来ます。
「仏さま」を大事にいたしましょう!
最後まで、お読みいただきありがとうございます!