ふぐの毒はなぜあるの?その毒の恐ろしさ?その毒の処理方法とは?

「ふぐ・フグ・河豚」この時期は最高!ですね。

 

でも「ふぐ」で怖いのはその「毒」です。厚生労働省の調べによると

 

平成20年~平成29年までの「ふぐ食中毒」の状況

ふぐ食中毒の件数  230件
ふぐ食中毒の人数  332名
ふぐ食中毒の死者   6名

と報告されています。

では、ふぐはなぜ
「自分の体の中に毒を持っているのか?」
「ふぐの毒その恐ろしさとは?」
「ふぐの毒はどのように処分されているのか?」

 

これらの疑問について調べてみました。

 

ふぐは「なぜ自分のからだの中に毒をもっている」のか?

 

 

そもそも「ふぐは、なぜ毒をもっているのか?」

 

もちろん「食べた人」を死なせるためではありません。(笑)
実はふぐの毒は「ふぐにとっては大切な役割」をもっています。それは「ふぐは寄生虫がつきやすいため」に毒がないとストレスが溜まりやすくなってしまい、ふぐ自体の病気のリスクが高まってしまうわけです。

 

ただ最初からふぐは毒をもっている訳ではありません。ふぐは毒性の高い餌(ブビリオ菌含むヒトデや貝類など)を食べることによって自分の体の中に毒になる物質を蓄積していくのです。

 

つまり、毒性の強い餌を食べたふぐは毒をからだの中に溜め込んで、人間がふぐを食べるとその毒が体に回ってしまい中毒を起こしてしまいます。

 

ふぐの毒「テトロドトキシン」の恐ろしさとは?

 

ふぐの毒の正体は「テトロドトキシン!」です。

 

テトロドトキシンの恐ろしさは、人類の歴史上今現在も解毒剤がなくスッゴク強力な毒性を有することです。その毒の威力は「青酸カリの1000倍」といわれており0.5㎎~1.0㎎を摂取しただけでも人間が死に至ります。

 

その毒は、加熱したり・塩で揉んだり・水にさらしても分解されず死滅することもありません。また酸や熱に強い特性をもっているため通常の調理法では毒がなくなることもありません。

 

 

ふぐのもつ毒「テトロドトキシンを食べたら死ぬ可能性が高い」です。

 

テトロドトキシンに冒されると、まず舌や唇が痺れてきます。その後次第に知覚・運動に麻痺を生じて呼吸中枢が麻痺して呼吸を停止させ死に至ります。

 

その具体的な症状はふぐを食べている最中急に「ろれつ」が回らなくなってしまいます。そのうちに手足が動かなくなってしまい頭痛・嘔吐の症状も出てきます。

 

運動機能も働かなくなり皮膚の感覚も鈍ってしまい、言葉も上手く話せなくなってしまいます。最終的には呼吸困難に陥り血圧が下がってしまい呼吸困難から呼吸停止し死に至ります。

 

ふぐの恐ろしい毒「その処理方法」とは?

 

この「青酸カリの1000倍」といわれるふぐの猛毒はその管理を徹底しないと万が一盗まれたりして犯罪に使われたりしたら大変なことである。

 

その保管には厳重に鍵をかけて中の液体が漏れ出さないようにプラスチック製の容器に保管する。

 

ふぐの毒の処理を個人店などでは「築地にある除毒所(今は移転しているかも知れません)」に冷凍した状態で持ち込み焼却してもらうわけであるが、1kgあたり150円の処理料金がかかります。

 

まとめ

 

ふぐに「猛毒がある」ことは知っていましたが
「なぜふぐはからだの中に毒をもっているのか?」
「ふぐの毒の恐ろしさとは?」
「ふぐの毒はどのようにして処理されるのか?」
についてまとめてみました。

■・・・ふぐ自体には最初から毒があるわけではなく、その食べた餌の毒が体内に蓄積されて寄生虫などを寄せ付けないためです。

■・・・ふぐの猛毒は「テトロドトキシン」でその毒性は青酸カリの1000倍もあり微量でも人間を死に至らせます。

■・・・ふぐの猛毒は冷凍させた上で「除毒所」に持ち込み焼却処分されます。

ふぐの毒については以上述べた通りですが

ふぐの調理には資格が必要ですがその資格は「各都道府県ごと」に定められており試験内容も試験の名称もバラバラです。人間の命にも関わる大事な「ふぐ調理の資格」が国家資格ではないのは不思議です。

 

何れにせよ素人が自分でふぐを調理して食べることは絶対にしてはいけません!

 

最後まで、お読みいただきありがとうございます!