十三参りは京都だけ?参拝作法と意味・由来は?2019年はいつ?

 

 

京都を中心に関西では古くから行われている「十三参り(じゅうさんまいり)」というお祝いの行事をご存知でしょうか?

 

一般には、あまり知られていない?行事ですが地域によっては「七五三」よりも重要視されているところもあるようです。最近は関西以外の地域にも広がってきて全国的?に関心が持たれてきていますがまだまだ知らない人も多いようですね。

 

そこで「十三参り」について詳しく調べてみましたので、参考にしていただければ幸いです。

 

「十三参り」とは?

 

十三参りとは?数え年で13歳になった子どもが、健やかに成長したことに感謝して神社やお寺などに親子で参拝して子どもの「知恵」と「福徳」・「学徳」・「多福」を授かるために「虚空蔵菩薩(こくうぞうばさつ)」にお参りをする行事!です。

 

ちなみに数え年の13歳は男女とも「厄年」にあたるため「厄除け」の行事でもあります。また「虚空蔵菩薩」は知恵と福徳を司る菩薩様といわれていることから、知恵詣り」・「知恵もらい」とも言われています。

 

十三参りは、江戸時代(1608年~1868年)の中頃に始まったといわれており、13歳というのは元服(げんぷく:大人の仲間入りの意味)の年齢であり、十三参りで初めて大人の寸法の晴れ着を着せて着物に馴染ませて、自然な立ち居振る舞いを身につけさせました。

 

「十三参り」参拝の作法とは?

 

十三参りには近くの神社やお寺に出向いて親子揃って参拝するわけですが、お参りの時に半紙に自分が授かりたいものを表す漢字を「一文字」だけ書いて祈祷をしてもらいます。

 

たとえば「福」「幸」「美」「心」「知」などがありますが皆さんだとしたらどんな「一文字」を書くのでしょうか?漢字は一文字ならば何でも良いのですが、気持ちを込めてしっかりと書きましょう。

 

 

そして祈祷をしてもらい神社やお寺から帰る時に大事なことがあります。それは神社やお寺を出るまでは絶対に振り返らないようにしましょう!

 

それは、神社やお寺から帰る時に、後ろを振り返ってしまうと授かった「福徳」や「知恵」が消えてしまう?という言い伝えがあるためです。

 

「十三参り」の意味や由来とは?

 

十三参りで有名な京都嵐山「法輪寺」によると、平安時代に幼くして天皇の地位についた「清和天皇」が、空海が抜群の記憶力を身につけたというご利益にあやかりたいと、法輪寺において成人の証として「勅願法要(ちょくがんほうよう)」を催したといわれています。ちなみに「勅願法要」とは「天皇の祈願による法要」ということです。

 

 

この時「清和天皇」は数え年で13歳であったことから、「13歳でお参りして、虚空蔵菩薩の知恵を授かる」という風習のきっかけになったと言われています。

 

「虚空蔵菩薩」は広大な宇宙のような無限の知恵と慈悲を持った菩薩様であり、その功徳は知恵や暗記力だけではなく、あらゆる財産を得られる功徳、所願成就の力があるとされています。

 

また、

詳しく調べてみますと、弘法大師が19歳の時に「虚空蔵求聞持法(こくうぞうぐもんじほう)を修めると飛躍的に記憶力が増したという説があり、そのため十三参りで「虚空蔵菩薩」をお参りする理由となっています。

 

(虚空蔵求聞持法:虚空蔵菩薩の真言を100万回唱える修法のこと)

 

「十三参り」2019年はいつ?

 

かつては、「虚空蔵菩薩が13番目に誕生」したことから(ちなみに一番目は釈迦如来です。)旧暦3月13日=「新暦4月13日ごろ」にお参りをしていましたが・・・

 

今では、その前後の一か月間(3月13日~5月13日)がお参りする期間になっています!

 

ただし神社・お寺によっては期間が違ったり、4月13日だけ!であったりするので「事前に確認をすること」をおすすめします。

 

まとめ

 

それでは「十三参り」について要点をまとめてみます。

 

「十三参り」とは

数え年で13歳になった子どもが、健やかに成長したことに感謝して神社やお寺などに親子で参拝して子どもの「知恵」と「福徳」・「学徳」・「多福」を授かるために「虚空蔵菩薩」にお参りをする!行事です。

 

「十三参り」の作法はお参りの時に半紙に自分が授かりたいものを表す漢字を「一文字」だけを書いて祈祷をしてもらいます。

 

「十三参り」は、平安時代の「清和天皇」が空海の記憶力にあやかりたいと「法輪寺」に祈願して法要を営んだとされ、この時「清和天皇」が数え年で13歳であったことから「13歳でお参りして虚空蔵菩薩の知恵を授かる!」という風習のきっかけになったといわれています。

 

2019年の「十三参り」は、今までは4月13日と言われていましたがその前後の3月13日~5月13日がその期間となります。

 

今年数え年で13歳の子どもさんがいらっしゃる皆さまは、以上をご参考になさってしっかりとお祝いをしてあげてくださいね!

 

下記の記事も、是非ごらんくださいね!

「十三参り」子どもの服装!親の服装!どうする?

 

最後まで、お読みいただきありがとうございます!