金魚すくいのコツと金魚の飼い方!徹底的詳細解説!【永久保存版】

 

梅雨が明ければ本格的な夏の到来です。皆様のお住まいの地域でも花火・盆踊り・夏祭りや縁日など様々なイベントがあるのではないでしょうか?

 

子供たちも夏休みが待ち遠しい季節になってきましたね。私も子供の頃は両親や友達と一緒に盆踊りやお祭りに行った記憶があり金魚すくいも楽しみましたし、すくった金魚を飼っていた事もあります。

 

金魚すくいとは?

 

今は夏祭りや縁日など、昔はどのお祭りにでもあった金魚すくいの屋台の数が最近は減ってきているようですが金魚すくいが減った理由には搬入・搬出が大変だからと言う部分が影響しているとも言われています。

 

 

水槽に入れられた金魚をすくう遊びです。

 

スーパーボールすくいなどと共に「すくい物」の一種で一般的にはボール(椀)とポイ(円形のプラスチック枠に和紙が張られたもの)を使います。使用される金魚の種類は、小赤(ワキン)出目金、姉金、大物(目玉の派手で高価な金魚)などです。

 

金魚の養殖が盛んな奈良県大和郡山市では観光事業として1995年から毎年8月に「全国金魚すくい選手権大会」があり神奈川県藤沢市の「世界一大きい金魚すくいゲーム」で金魚3万匹、めだか1万匹が泳ぐ全長50.4Mの水槽でギネス樹立、2002年には金魚6万匹、めだか1万5千匹泳ぐ全長100.8Mの水槽で記録が更新されています。

 

8月第3日曜日は「金魚すくいの日」に定められています。また水槽の壁とポイの縁で金魚を挟み壁に擦りつけながらすくう「壁すくい」と言う技法は「全国金魚すくい選手権大会」で2009年より禁止となっております。

 

今回は夏を間近にしてお祭りなどで金魚すくいを楽しむために「金魚すくいのコツや飼い方」・「金魚を長生きさせる方法」などご紹介していきますので参考にしてみてくださいね。

 

 

金魚すくいのコツ!

 

①屋台を選ぶ

 

金魚すくいは大人だけではなく、子供にとっても楽しみなものです。大人や見物客が多い・子供が金魚を沢山すくっている出店を選んでみて下さい。ポイと言う道具の紙の厚さは屋台によって違います。金魚すくいが苦手な女性や子供達が金魚をすくえると言う事は、ポイの紙の厚さがあり破れにくく捕りやすいからだと言われています。

 

 

金魚すくいの屋台を見つけたら金魚が多いかどうか見て下さい。金魚が多いと金魚が弱っている・金魚を追いかけなくても良くすくいやすいと言われていますので、まずは水槽の中を良く見る必要があります。

 

 

 

 

②ポイの使い方・すくい方

 

ポイには号数があり屋台で使用されているのは5~7号です。5号は女性や子供達に良く渡され、初心者でも比較的すくいやすいと言われています。6号は成人男性に渡される事が多く紙が少し薄めです。またポイはシワが無くピンと張っているかどうか確認して下さいね。

ポイは一部だけを濡らさずに全体を水に濡らす様にして下さい。一部だけが乾いていると、そこから破れやすくなってしまいます。水中でポイを動かす時は、なるべく水の抵抗を受けない様に水面に平行して動かして下さい。

金魚をすくった時などポイを水槽に出し入れする際には、水平にすると紙に圧力がかかり破けやすくなりますので、45度程度の角度を意識して斜めに引き上げながらポイの水を逃がす様にして下さい。

 

金魚は前に泳ぎバックする事は出来ないので後ろから追いかけた場合、金魚は前に逃げて行きます。金魚を追いかけてしまうと紙は水圧により破れやすくなってしまいます。お目当ての金魚をすくえなかったら一度水中からポイを取り出し水につけている時間を短くする様にしましょう。

また金魚の頭からすくう様にすれば金魚はバックが出来ないのでポイに乗りやすいです。すくった金魚は上記に書いた通り斜め45度程度を意識して引き上げ、すぐに椀に移して下さい。水槽の中心にいる金魚は逃げ場がありますので、壁際にいる金魚をすくうと上手くいくかもしれません。

金魚すくいの金魚たちは屋台のライトが明るかったり追いかけられて疲れています。魚の習性として物陰に隠れ休むと言う事があるので少し前のめりになり水に影を作ってみると暗い場所を求めて金魚が集まってきます。

金魚をすくったらなるべく早く家に帰る様にしましょう。金魚すくいの水槽の中は有害物資だらけと言われておりますし、すくわれる・追いかけられるのは金魚にとって精神的・肉体的にも疲れてストレスになっていますので早く休ませてあげる事が大切です。

金魚を持って帰る際には、金魚の入った袋を揺らさない様にしましょう。袋の中にいて振動を感じると金魚に衝撃や恐怖を与えてしまう事になりますので充分注意して下さいね。

 

 

金魚の飼い方

 

金魚を家に連れて帰ってきたら、すぐに水槽へと思いがちですが金魚すくいの金魚は疲れていますので、まずはそっとしておく・休ませてあげる事が必要です。

バケツなどに、水温28度・濃度約0.5%の塩水(水1リットルに対し塩5g小さじ一杯分程度=金魚の体液濃度とほぼ同じ)を作り2週間ほど休ませましょう。金魚すくいで貰った水は絶対に使用しないで下さい。

また金魚の体力回復の為に、新しい環境に馴染むまでの間は消化不良になりやすいため飼い始めから3日間は餌を与えない様にする事も重要です。

2週間休ませた後の金魚を水槽に移します。何匹育てるかにもよりますが、金魚1匹あたり10リットルを目安にした水槽が良いと言われています。小さな水槽だと水質が悪くなりやすく金魚にとって良くない環境になってしまいます。

2週間のケア中に底砂利・フィルター・エアーポンプなどペットショップで相談の上、購入して下さいね。エアーポンプの設置は金魚に泡が当たるとストレスになりますので必ず隅の方に設置して下さい。

日本の水道水は軟水中性なので金魚の飼育に向いていると言われておりますが、水道水には微量の塩素が含まれてますのでカルキ抜きが必要になります。カルキ抜きは家庭用の浄水器を通す、日の良く当たる場所に水を2日程度汲み置きしておく、ハイポ(中和剤・ペットショップで数百円程度)を入れて5分ほど置く、レモンや炭を使う、などの方法があります。

金魚の餌はフレーク状と粒状の物があります。フレーク状の餌は金魚の反応も良いと言われていますが、水を汚しやすいので水を汚したくなければ食べ残しても取り除きやすい浮かぶタイプの粒状を選ぶのも良いと思います。

金魚も体調などにより食べる量は変化します。餌をあげたら普段と変わりがないか確認する事も必要です。1日分の餌を1度にあげてしまうのも食べ残しの原因になりますので目安としては金魚の頭部サイズの5分の1くらいの量を何度かに分けて与えて下さい。可愛いからとあげ過ぎるのも注意が必要です。

金魚のフンや餌の食べ残しをそのままにしておくと金魚の健康を損なう原因にもなります。金魚の様子や水の濁り具合・季節にもよりますが、定期的な水換えが必要です。

濾過がしっかりしていて水槽が大きければ1~2週間に1度の水換えで充分だと言われています。水換えの時に注意すべき事は水温が急に変わらない様にする事です。水温28度程度を目安にして下さいね。

また水換えの時には水槽についてしまった苔を落としたり、砂利なども洗ってあげましょう。その他に水を綺麗に保ってくれる物もありますので(水中の汚れをフィルターで取る濾過装置・マツモやアナカリスなどの水草)水槽のサイズや設置環境により選ぶのも良いと思われます。

 

金魚を長生きさせる最強の方法はこれだ!

 

金魚の寿命が少なくても10年、平均15年と言うのはご存知でしたでしょうか?金魚を長生きさせる為の特別な方法など特に無いのです。

ですが・・・金魚が長生きしているご家庭には共通の飼い方があります。屋台の金魚すくいですくった金魚を飼育するには、まずお祭りの最初にすくう事、少し大きめ(少し成長している金魚は2歳程度)の金魚を選ぶ、金魚をすくったらなるべく早く帰宅して金魚を休ませるなどです。

またお祭りに行く予定があれば、金魚すくいをする・しないにしても、バケツや汲み置きの水をあらかじめ用意しておくのも大切です。その後は基本的な飼育方法、水を綺麗な状態に保つ、餌は与えすぎない事がポイントです。

金魚が長生きしているご家庭ではあれもこれもと世話をやかない場合が多いと言われています。これは私も理解出来ます。私が子供の頃飼っていた愛犬と今一緒にいる愛犬は同じ犬種です。

現代のペットケア用品の多さは選ぶのに困ってしまう程の豊富さですが約40年前の日本はぺットケア用品は今ほど無かったのです。私が子供の頃にいた愛犬は19歳でお空へ、今いる愛犬は今年13歳です。特に過保護にしなくても基本的な部分を押さえた飼い方をすれば寿命を全うしてくれるのです(私の経験談です)。

大人だけでなく子供にとっても生き物と暮らすと言う事は命の大切さを学ぶ機会になると思われます。今年の夏休み、お祭りで金魚をすくい一緒に暮らす事になったら、夏休みのお子様の課題(宿題でなくても)に金魚の観察日記をつけてみるのも良いかもしれませんね。

 

まとめ

 

金魚の原産地は中国ですが金魚が日本に来たのは室町時代で、当時は高級な魚だったため一部の貴族しか飼えなかったと言われています。

夏の風物詩の一つ金魚すくいの始まりは、浮世絵などの版画に金魚すくいを楽しんでいる子供達の様子が刷られていた事から江戸時代後期頃ではないか?と言われています。

今でも金魚すくいは夏祭りなどで親しまれておりますが江戸時代からある遊びでもあったのです。たかが金魚すくいだと思われたとしてもこれだけ歴史のある遊びですから、金魚をすくう事だけではなく、マナーを守り周囲の人達の迷惑にならないよう、金魚をすくうコツと共に、この場には沢山の人達がいて楽しむ為のお祭りなのだとお子様に教えてあげるのも良いかと思われます。

また屋台によって違いはあるでしょうが、金魚すくいの料金は大体300~500円ですので今まで金魚すくいをされた事が無い方も、今年は挑戦してみて金魚を大切に育ててみるのも夏の良い思い出になるかと思われます。

 

最後まで、お読みいただきありがとうございます!