
師走(12月)も半ばを過ぎて来ると別れ際の挨拶で、つい「良いお年をお迎えください~」と言ってはみたものの果して「このタイミングで言っても良かったのかな」と疑問に感じたことはありませんか。
私はいつもそんな疑問を感じながらも年末の挨拶をしていました。また「年始の挨拶はいつまで」してもいいのだろうか?そんなことも常々考えていました。
そこで「正しい年末挨拶・年始挨拶」の時期について、「いつから~いつまでしたらいのだろうか」としっかりと調べてみました。
1.「年末挨拶の時期」、「良いお年をお迎えください~!」は一体いつから言えばいいのだろうか。
年末の挨拶は、年末最後の仕事のメドがつく週の23日~27日あたりが理想的です。
がしかしたまにしか会わない方の場合は12月に入ってからでも大丈夫です。
そもそも年末挨拶の本来の意味は「年末でお忙しいでしょうが気をつけて何事もなく新しい年をお迎えください。」という相手のことを思い相手の無事を願う日本人ならではの心のこもった気持ちの表れです。
2.「年末挨拶」の「良い年をお迎えください~!」は大晦日に言ってもいいのだろうか?
厳密にいいますと12月31日の大晦日に言うと変になります。したがって12月28日~30日ぐらいまででしょうか。
上記の「年末挨拶の本来の意味」にも書いてありますが「年末でお忙しいでしょうが気をつけて何事もなく新しい年をお迎えください」という趣旨からすると年末最後の大晦日に「忙しい年末を何事もなくお過ごしください。」というのは変ということになります。
私も含めてほとんどの人は大晦日にも「良い年をお迎えください~」と挨拶をしていると思いますが(笑)
3.「年始の挨拶」は、いつから?
年始の挨拶に行くのは、元旦は避けましょう!
元旦ぐらいは、のんびりと家族揃って過ごしたいですからね。
年始挨拶は挨拶する相手方によって違ってきます。
■・・・親戚縁者の場合
親戚縁者の場合は「三が日か・5日まで」とされています。
■・・・会社関係の人の場合
「三が日以降~仕事始めの週」に行ったほうがいいです。
■・・・地域の習慣がある場合
地域によっては「松の内の1月7日まで」・「小正月の1月15日まで」と決まっているところもありますが、いずれも地域のルールに従った方が無難ですね。
4.「年始挨拶」は、いつまで?
年始の挨拶「明けましておめでとうございます。」は松の内(1月7日)ぐらいまでが常識的なところです。
「松の内」とはご存知かと思いますが「門松、しめ縄などのお正月飾り」を飾っておく期間のことで、一般的には、関東は1月7日・関西では1月15日までとなっています。
それを過ぎて新年に初めて会った時は「今年も宜しくお願いいたします」で良いと思います。これは2月上旬の節分までは世間一般的には「新春」と考えられていますから「今年も宜しくお願いいたします」の挨拶の方がふさわしいですね。
よく1月中、いつまで経っても「明けましておめでとうございます」と挨拶をしている方もいますが明らかに違和感を感じるのは私だけではないと思います。(笑)
5.まとめ
1・・・「年末挨拶」の「良いお年をお迎えください~!」は一体いつから言えばいいのだろうか?
年末の挨拶は12月23日~27日あたりが理想的です。
2・・・「年末挨拶」の「良いお年をお迎えください~!」は、大晦日に言ってもいいのだろうか。
厳密にいいますと大晦日の12月31日に言うと変?になります。12月28日~30日ぐらいでしょうか。
3・・・「年始の挨拶」は、いつから?
元旦に挨拶に行くのは避けましょう。挨拶する相手方や地域の習慣によっても違ってきます。
4・・・「年始挨拶」は、いつまで?
年始の挨拶「明けましておめでとうございます」は「松の内」ぐらいまでが常識的なところです。ちなみに「松の内」の期間は関東1月7日・関西1月15日と考えられています。
「年末挨拶・年始挨拶」の時期「いつから~いつまで」をまとめてみました。自分も含めて「勘違い」している部分もあったかと思いますが、新たな発見を活かしてこの「年末」・「年始」を迎えて新しい年を素晴らしいものにしてください!この記事が多少なりとも、お役にたてれば幸いです!
最後まで、お読みいただきありがとうございます。