
産後のお母さんにとって一番つらい、「夜に赤ちゃんが寝てくれない」問題。
日中の育児で体力は使い果たしているなか、寝かしつけでギャン泣きされると精神的にも身体的にもしんどいですよね。そこで赤ちゃんが自分ひとりで眠れるようになる「ねんねトレーニング」の方法を2つ紹介します。
「ねんねトレーニング」失敗しない方法!
ねんトレを始める3つの心構えとは?
さあ、うちも「ねんトレ」を始めるぞ!と意気込んで始めてみるもこんなはずじゃなかった…と後悔しないでいいよう「ねんトレ」を開始するお母さんへの心構えを3つ挙げます。
1つめは、名前の通り「トレーニング」ですので、母子ともに覚悟が必要になります。
愛しい我が子の力を信じ、乗り越えるんだという強い覚悟を持ってください。
2つめは、一度始めたら継続することです。
やったりやらなかったりを繰り返すと、赤ちゃんにとって寝ること自体がストレスになり、さらに寝かしつけに苦戦することになり得ます。
3つめは「ねんトレ」を始めるにあたって家族の理解と協力を得ましょう。
ひとりきりで断行するのではなく旦那様やその他家族に「ねんトレをやってみようと思う数週間夜は苦戦するかもしれないけど協力してほしい!」と予めお願いしておくことをお勧めします。
ねんねトレーニング方法 その1
「泣いていても抱っこしない!」
代表的な「ねんねトレーニング」の方法です。
お風呂からあがったら赤ちゃんがいる部屋は「お休みモード」に変更します。例えば部屋の灯りは最低限に落とし、TVは消して、ねんね時にかけている音楽があれば音楽を流します。もうねんねの時間だよーと優しく伝えながら、赤ちゃんとたくさんスキンシップをとりましょう。
ここで存分にスキンシップをとることで、この後泣き喚く声をきいているときの罪悪感は少し減少できます。十分にスキンシップをとったら、赤ちゃんを寝かせます。少しでも抵抗が無いように冬であればお布団を温めておいてあげましょう。
赤ちゃんを寝かせたら、背中スイッチですでに泣いてしまう子もいるでしょうが、決して抱き上げたりおっぱいをあげることはせず、優しくトントンし続けましょう。
同室で赤ちゃんの泣き声に耐えられない場合は、ドアを閉めて別室で待機しておくこともできます。たまに赤ちゃんの様子を見に行き、優しく声掛けをして眠りへ誘います。
どんなに泣いても抱き上げず、辛抱強く赤ちゃんが泣き疲れて眠るまで続けましょう。赤ちゃんによって個人差はありますが5日~2週間程度で一人で眠れるようになる場合が多いようです。
ただし、この方法は本当に強い心が必要です。赤ちゃんがひきつけを起こすほど泣いたりする場合は無理せず止めましょう。
ねんねトレーニング方法 その2
「泣いたらあやして置いての繰り返し!」
こちらはなるべく泣かせずにトレーニングする方法です。
同じく寝るまえに「お休みモード」に切り替え、十分にスキンシップをとります。そして赤ちゃんを寝かせます。
まずは様子を見ながらトントンし泣いたら抱っこしたりメリーで遊んだり赤ちゃんの気持ちを一旦リセットしてあげて、そして再度寝かせます。
この方法はトレーニングなのか?と疑問を抱くかもしれませんが少しずつ一人で寝ている状態を長くしていくという目的があることでトレーニングになります。
まとめ
赤ちゃんが夜にすっと自分で寝てくれるようになればどれほどお母さんの負担が減るでしょう。できる限りの挑戦をして少しでも育児を楽にしていきましょう。
ただし、無理は禁物です。お母さんに過度なストレスがかからないよう、家族の協力も得ながら適した方法を見つけていくのが良いでしょう。
最後まで、お読みいただきありがとうございます!