糖尿病!検査方法?検査の注意事項!検査結果はどこを見るべき?

1.糖尿病の検査方法とは?

 

 

 

前回は・・・怖い病気!?「糖尿病」とは?どんな病気なのかについてのお話をさせて
いただきましたが、今回はその検査方法?検査における注意事項!そして検査結果は
どこを見たらいいのか?について詳しくお話をさせていただきます。

 

糖尿病とは?その実態!症状とは?

 

具体的には?どんな検査をするのか?

 

糖尿病は、早い時期に見つけて血糖値をコントロールすると、糖尿病の合併症を防いだり、糖尿病の進行を抑える事ができます。

健康診断は、糖尿病を見つける一番身近な方法で、たいてい健康診断の結果で糖尿病の疑いがあると言われて、病院で詳しく検査して糖尿病と診断されます。
その他では、献血に行ったら、糖尿病の疑いがあると指摘されたり、高血糖の症状がでて病院へ行ったら糖尿病と診断される事もあります。

 

 

2.いくつかある検査のやり方とは?

糖尿病の検査にはいくつかありまして、

1. 血糖値を調べる
これは血液を採血して、その採血した時点での血液中のブドウ糖の濃さを調べます。このブドウ糖の濃さが血糖値となります。

 

2. 簡易血糖自己測定
自分でもできる簡易検査です。簡易血糖測定器を用いて手などの皮膚に針を刺し、わずかな血の量から血糖値を調べます。今はいろいろな医療メーカーが測定器を販売していて簡単に手に入り操作も簡単です。

 

3. 尿検査
個人差はありますが血糖値が高くなると、尿の中に糖がでてきます。尿の中の糖の濃さを調べる、簡易尿検査キットがありこの簡易尿検査キットは薬局でも手に入り、自分でできて手軽に検査できるのではないでしょうか。
糖尿病の名前の由来は尿中に糖が出ていると言う事からきています。

 

4. 75グラム経口ブドウ糖負荷試験
10時間以上の空腹状態で来院して、空腹時の採血をして血液検査を行った後で75グラムのブドウ糖が入ったソーダ水を飲み、しばらくした後で再度採血を行います。ソーダ水を飲む前と、飲んだ後の血糖値を調べます。

 

5. HbA1c(ヘモグロビン・エーワンシー)
HbA1cとは、過去1、2か月分の血糖値の平均値を表します。採血をして血中のHbA1cの割合を調べます。
ヘモグロビンは、赤血球の中にあり、血液中の酸素を運搬する役目を担っています。ヘモグロビンは作られて壊されるまでの間(約120日)に、血液中の糖にさらされて、ヘモグロビンの一部が糖とくっつきます。血液中の糖の濃度が濃いと、全体のヘモグロビンのうち、糖がくっついたものの割合が高くなります。この、ヘモグロビンのうち糖がくっついたものの割合のことをHbA1cといいます。例えば、HbA1c 7%とは、からだの中にあるヘモグロビン全体のうちの7%に糖がくっついているということです。

 

6. グリコアルブミン
グリコアルブミンとは、過去2週間分の血糖値の平均を表します。アルブミンは血液中を流れているタンパク質です。作られてから壊されるまでの間(約20日)に、血液中の糖にさらされ、糖がくっつく性質があります。HbA1cと同じように、アルブミンのうち糖がくっついたものの割合のことをグリコアルブミンといいます。献血にいくと、グリコアルブミンを計測してもらえますので糖尿病の診断のきっかけとなることがあります。

 

7. CGM持続血糖測定
皮下にとても細いチューブを置いたままにしておいて、そこから5分毎に皮下の糖の濃さを計測します。24時間以上続けて血糖値の変化を記録することができるます。

 

以上のように糖尿病の検査には簡易的なのもから専門的なものまでいろいろとあります。

 

 

3.では・・・検査時の注意事項

検査前日のアルコールの多飲や検査中の運動は、検査結果に影響が出る可能性があり、正確な検査結果が得られないことがあるので注意が必要です。検査前、長期に糖質摂取が少ないと、インスリン分泌能が低下し、負荷後血糖が高値となるため検査実施前の3日間は炭水化物を150g以上含む食事を摂ることが必要です。

 

検査の10~14時間前から絶食とし、検査終了まで水以外の摂取は禁止です。
検査中はなるべく安静を保ち、検査中は禁煙です。喫煙は糖代謝に影響を及ぼします。

 

 

4.検査の結果はどこを見たらいいの?

糖尿病の検査で、採血をして血糖値を測るというのが一般的です。
糖尿病は、簡単に言うと、血液中のブドウ糖が増えてしまう病気ですので、その濃度をみて糖尿病かどうか調べます。この血糖値が高いと糖尿病と疑われます。

 

次にHbA1cです、血糖値は直近の食事の状態に影響されますが、このヘモグロビンA1cをみれば過去1、2か月分の食生活の状態がわかるため、現在では最もよい糖尿病の検査とされています。この値が高いと糖尿病ということになります。

 

 

5.具体的な数値の意味は?

 

血糖値、血液中のブドウ糖濃度は単位をmg/dlで表し
空腹時の測定で
59以下 低血糖症  精密検査が必要です。
60~109 正常
126以上 糖尿病  2型糖尿病かどうか、合併症の有無などの検査を受け、医師の治療、管理を受ける必要があります。
食後2時間で
59以下 低血糖症
60~139 正常
200以上 糖尿病

HbA1c単位を%で表し
5.8以下 正常
5.9~6.4 正常又は良いコントロール状態の糖尿病  要経過観察とされ、生活習慣の改善が求められます。
6.5以上 コントロールの悪い糖尿病又は合併症  糖尿病の有無の検査を受ける。すでに糖尿病の場合は治療を強化する必要があります。

 

 

6.まとめ

 

糖尿病の検査をする時は、まず採血をして血液中のブドウ糖濃度測定つまり血糖値の測定から始まります。

 

食事をすると炭水化物を摂取することになり、炭水化物が糖に変化し、運動をすれば糖を消費します、この血糖値は食事、運動などで大きく変動するため血糖値コントロールにはとても重要になってきます。

 

糖尿病の人、糖尿病でない人も日頃から食事、運動には気を配らなければいけないと思い知らされます。

 

それでは・・・最後までお読みいただきありがとうございます!