
暑い・熱い・夏が過ぎ去って9月の声を聞くと、近くのデパート・スーパー・ギフトショップなどでは早くも「お歳暮ギフト」の幟(のぼり)がハタメキ始めるのが例年の光景になってきています。
私もそうですがこの季節になると、「はたしていつまでにお歳暮発送の手配をしたらいいのだろうか」と悩んでいまいます。(笑)
そこで「お歳暮の時期」・「いつまでに贈ったらいいのか」について調べてみました。
1.お歳暮の時期。いつまでに・・・贈ったらいいの?
「お歳暮を贈る時期」は果たしていつが、いいのだろうか?
「お歳暮を贈る時期」は地域や贈るものの内容によって若干の違いも見られますが
例えば関西では正月始めの12月13日~12月31日までに、関東では12月初旬~
12月31日までに、届けば問題はありません。
が、しかし一般的にはお歳暮を受け取る側の負担を考えると年末ギリギリの12月25日以降は年越しの準備で忙しくなってくるため関西、関東を問わず12月20日頃までには届くように発送の手続きをしたほうが無難です!
お歳暮は本来は12月13日(正月事始めの日)「すす払いをする日」~12月20日までに贈るべきと言われていましたが「すす払い」の習慣が廃れてきてしまったため現在では11月からお歳暮の準備を始める人も多くなってきていますね。
また12月20日までにお歳暮を贈るべき理由は12月20日を過ぎると、どこの家庭でも年越しの準備で忙しくなってしまうためとも言われてきました。
そのために最近では11月末なるとデパート等から発送の手続きをすることが珍しいことではなくなって来ましたが、デパート・スーパー・ギフトショップなどが「早期割引」を実施する影響もあるのかも知れませんね。
私も最近は「お歳暮発送の手続きを早めにすると早期割引のサービス」を受けられるため、早い段階でお歳暮を贈っています。(笑)また年末が近づいてくると何かとバタバタ忙しくなってしまうために精神的にも安心できますからね。(笑)
ちなみに鮭や昆布巻きなどの生鮮食料品は、逆にお正月近くに贈ったほうがいいと思いますので、私はそれに合わせて「年末ギリギリに贈り先に届くよう」考えた上でお歳暮の発送時期を考えています。
2.
「お歳暮を贈る時期」を逃してしまったら、どうする?
ついうっかり「お歳暮を贈る時期」を逃してしまった場合、どうしたらいいのでしょうか?
その場合でも、実は関西と関東では対処法が違ってきます。
関西の場合は「1月15日」までにのし紙の表書きを「御年賀」にして発送の手続きをします。
関東の場合は「松の内(1月7日)」までに同じくのし紙の表書きを「御年賀」にして発送の手続きをします。
何故「関西と関東」で違うんでしょうか?不思議ですね。(笑)
そして関西・関東いずれの場合も、松の内(1月7日)あるいは1月15日に間に合わなかった場合は2月初旬の「立春」までに、のし紙の表書きを「寒中見舞い」にして贈ってください。
お歳暮の「のし」・「のし紙」の書き方マナーはこちらです。
3.そもそも・・・お歳暮の意味は?
そもそも「お歳暮の始まり?」は江戸時代までさかのぼり、毎年の盆・暮に取引先や長屋の大家さんに対して「日頃お世話になりありがとうございます!今後とも宜しくお願いします!」という気持ちをこめて商売をしている人や店子が贈り物を持参したのがその始まりといわれています。
このような贈り物を贈ることが商慣習と結びついて現在のような形として残っています。それが今では「今年もお世話になりました!来年もよろしくお願いします!」という感謝の気持ちの表れとして受け継がれています。
そして以前はお歳暮を贈る相手は会社の上司や取引先・お世話になった人でしたが、最近は会社での関係や上下関係にかかわらず「親族」や「日頃からお付き合いのある知人・友人」に贈るケースも増えてきていますね。
お歳暮をいただいたら、何はともあれ早めに「お礼状」を出すのがマナーです。
3.まとめ
最近のお歳暮を贈る時期
昔は「すす払い」の習慣があったためにその期間(12月13日~12月20日)にお歳暮を贈るのが当たり前でしたが、最近は「すす払い」の習慣自体が廃れてしまったためまたデパート・スーパーなどの商戦の激化?によって、だんだんとお歳暮を贈る時期が早くなってきています。
また生鮮食料品などは贈る相手先の事情などを考えてできるだけ「お正月直前」の年末ギリギリに届くように発送の手配をします。
またついうっかり、お歳暮を贈る時期を逃してしまった場合の対処法も関西・関東では若干の違いもありますからよく確認をしてくださいね。
そもそもの「お歳暮の意味」とは?
そもそもお歳暮の習慣は江戸時代までさかのぼって長屋の大家さんや商売上の取引先などに対して店子や取引先が日頃の感謝の気持ちを表すために贈ってたものですが、現在ではそれら商売上の取引先は勿論のこと日頃お世話になっている親族や知人・友人等に贈るケースも増えてきています。
日頃の感謝の気持ちを素直に伝えるためにも、またこれからのお付き合いを円滑・スムーズに進めるためにもせっかくのチャンスなので「お歳暮を贈る時期・タイミングそして贈る品物なども十二分に吟味して」有効に活用していきたいものですね。
もらって喜ばれる「お歳暮ギフトベスト5!」
今回はここまでですが、お歳暮・「のし」などについて次回はお伝えする予定ですので期待してくださいね!
それでは
最後まで、お読みいただきありがとうございます!