【自転車保険】加入義務化!高額賠償金に備えよう!

自転車事故、特に対人事故が増加しています。

 

毎日の通勤、通学、子育てなど生活の足として欠かせない生活必需品の自転車ですが・・・
このところ自転車と歩行者の交通事故が増加しています。

日常生活をするうえで便利な自転車の利用が活発化する一方で自転車による交通事故、
特に自転車による対人事故が増加傾向にあり大きな社会問題になってきています。

 

 

 

 

 

 

 

警察庁によりますと、自転車乗車中の交通事故の件数は減少しているものの交通事故全体に
占める対人事故の割合は・・・約20%を占めるなど多くなってきています。

ちなみに・・・2,000年と2,010年との比較では交通事故の総件数では約2割減少しましたが
自転車対歩行者の事故は約1.5倍に増加しています。さらに最近はスマホの普及により
スマホを見ながら自転車に乗る人も増えてきており、もっと増えているかもしれませんね。

 

 

また自転車事故の際は負傷事故は若年層が、そして死亡事故は高齢者が圧倒的に多いという
データーも出ています。

小学生の自転車事故で・・・1億円近い賠償金も!?

 

 

そんな中で・・・読者の皆様もご存知かと?思いますが平成25年に神戸地方裁判所において、当時小学校5年生が乗った自転車と歩行者との交通事故をめぐる損害賠償訴訟で神戸地裁が
少年の母親に9,521万円という高額の賠償額を命じたことは記憶しておられるのでは
ないでしょうか?

被害にあった女性が5年以上も寝たきり状態だったこともあり1億円近い賠償金額も
「妥当?」であるとの専門家の意見もあり、今後益々損害賠償の金額が高騰していくことは
避けられないでしょう。

ただし・・・現実問題として1億円近い賠償額の判決は子供を持つ親としては驚き!であり
不安が増してきます。

そして・・・今まで保険加入義務のなかった自転車事故をめぐっては高額賠償命令が出されるケースも多く自己破産に陥るケースも少なくないと言われています。

こうした中、自転車の保険制度拡充をめざして私の住んでいる埼玉県では平成30年4月1日
より・・・自転車保険への加入が義務!になります!

 

 

 

 

 

 

 

 

埼玉県では、平成30年4月1日より
自転車保険への加入が義務になります!

 

1.   なぜ・・・義務化するのか?

それは、自転車事故を起こした際の被害者救済や、加害者の経済的な負担の軽減を図るため
です。

2.   保険の義務化によって何が・・・変わるのか?

a →自転車の利用者  
埼玉県内において自転車を利用する場合には、自転車損害保険等への加入が義務になります。
(未成年者の場合は保護者が加入すること。)

b→自転車を利用する事業者
  業務として自転車を利用する場合には、自転車損保険等への加入が義務になります。
(ただし業務中の事故については個人賠償責任保険の対象外です。)

c→ 自転車レンタル業者
  レンタル業務として自転車を貸し付ける場合には、自転車損害保険等への加入が義務
なります。

d→自転車販売店及び学校
  自転車損害保険等の加入確認及び未加入時の情報提供が努力義務になります。

 

 

こちらに・・・「埼玉県の自動車条例の改正」について詳しく説明されていますので
ご参考になれば幸いです。

https://www.pref.saitama.lg.jp/a0311/jitensya/jitensyajyourei.html

 

関東では初めて!の自転車保険への加入義務化!

現在・・・埼玉県以外では兵庫県、大阪府、滋賀県、鹿児島県の4府県で既に自転車保険の
加入義務化が実施されていますが平成30年4月1日より京都府も埼玉県同様に、自転車保険への加入義務化が実施されます。

 

 

 

 

自転車保険への加入義務化!に対して
どんな対応をしなければいけないのか?

Q・・・なぜ?埼玉県は条例で自転車保険への加入義務化を定めたのか?

A・・・その背景は、やはり昨今の自転車事故による高額賠償請求の事例が増えてきたため
当然ながら自転車事故の責任が増大してきており万が一、事故を起こした際の「被害者救済」及び「加害者の経済的負担の軽減」をはかるためにも自転車保険への加入義務化が導入された訳であるが・・・私にも小学生の孫ちゃんがいますので自転車保険への加入義務化は大歓迎?というか当然のことだと思います!

やはり・・・努力義務などの生温い?施策では被害者も加害者も救われない?ので確実に
実行されていくことを期待しています。

Q・・・条例はどんな内容なのか?

A・・・前述のように、「自転車損害保険等への加入義務付け」以外に「自転車損害保険に
関する情報提供」として自転車販売業者は自転車を販売するときに購入者に加入しているか
どうか?の確認に努めること等、また学校設置者及び長は自転車通学者に対して加入しているかどうかの確認に努めること等が規定されています。

Q・・・では、具体的にどんな行動が必要か?

A・・・当然のことながら埼玉県に住んでいる人は義務化に向けて自転車保険に積極的に加入   しなければいけません。

また前述のように・・・9,500万円超という自転車事故での最高賠償額の判例もあるために
やはり1億円は、かけておきたいところですね。

ちなみに・・・保険料ですが・・・保険会社及び加入条件等が違いますので一概には
言えませんが1ヵ月あたり170円ぐらいからあるようですから色々と比較してみてくださいね。

県外から埼玉県に自転車で乗り入れた場合でも・・・
適用されますので注意が必要です!

特に・・・埼玉県の周辺に住んでいる自転車の利用者は注意してくださいね!

 

自動車保険等に付いている特約について

自動車保険の特約について知らない人が多いですが・・・実は自動車保険、傷害保険、
火災保険等は「特約」として自転車事故の損害賠償責任が保障されるものが
ありますから・・・それぞれ
ご自分の契約をしている保険会社に問い合わせをしてみてください。

 

 

 

 

加入しないと罰則はあるのか ?

現在のところ、罰則はありません!

理由は、罰則を設けるためには保険への加入確認をしなければなりませんが先ほども
述べましたが各種保険の特約やら加入者の家族が加入している等確認作業が複雑になって
しまうために罰則は設けてありません。また、既に先行実施している4府県につきましも
罰則はありません。

 

罰則がないから・・・加入しなくてもいいや?ではなく条例で定められた趣旨を良く理解して

必ず加入してくださいね!

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。