
「あ痛ててててて」朝起きようとしたら、左足の親指の付け根に激痛が走った。
「あ、また来たな。」
しばらくその激痛を感じていなかったし前回の定期健康診断でも、数値に「異常はなかったので安心?」していたが直感的に「痛風の痛み」であるとわかった。
激痛の走った左足の付け根部分が赤く腫れ上がっていて間違いない。「痛風の再発」です。
皆さんは「痛風」ってご存知でしょうか?
私の左足の付け根を襲った激痛「痛風」とは?
私は医者ではありませんので医学的なことは医療の専門家にお任せしますが、「痛風とは尿酸が身体の中にたまってそれ、このが結晶となって激しい関節炎を伴う症状になる病気」です。
ちなみに、この病気がなぜ「痛風」と呼ばれるのか?ご存知でしょうか?それは「風が吹くだけでも痛い」からと言われていますが「この痛さ」は経験した者でないとわからないと思います。
現在では医学研究の進歩によって正しい治療を受ければ日常生活には、まったく支障はありませんが放置したりすると身体のあちこちに結節が出たり、激しい関節の痛みを繰り返して腎臓が悪くなってしまう怖い病気でもあります。
私も突然の「激痛」には耐えきれず早速「かかりつけ医」の元を訪れました。そして処方された薬がこちらです。
約3時間ほど前に、いただいた薬を飲んでみましたがまだ多少の痛みが残っています。
そして「痛風」にかかりやすいのは20歳以降の男性に多いのですが、痛風が起きる前には血液の尿酸値が高い状態(高尿酸血症)が長く続いてそれを放置しておくと、突然足の親指の付け根などの関節が赤く腫れ上がって激痛が走ります。
痛風は「年寄りの贅沢病?」なのか?
実は「痛風」という病気は1960年代までは今ほど世間的には認知されていませんでした。がしかし1970年代になって海外からの輸入食品が増えて来たことをきっかけに「食生活の欧米化」と同時に「痛風患者」が増えてきました。そして先程も記したように最近は「痛風の発症年齡」もどんどん下がってきて「年寄りの贅沢病?」というイメージは極端に薄れています。
ちなみに1950年代には日本の「痛風患者」はわずかに100人足らずという報告がありますが、「紀元前3500年に記録されたパピルス」には「痛風」の記録があるそうですから実際には、かなり古くから知られた病気だったわけです。
1960年代から「痛風患者」が急増したのは、食生活の欧米化?
1950年代にはわずかに100足らずの「痛風患者」は、現在厚生労働省の国民生活基礎調査によるとその患者数は59万人を超えているといわれています。そしてその90%以上は男性ですがなぜでしょうか?不思議ですね。
これらでわかるように、日本の食慣習の変化によって生まれた病気です。
第二次大戦直後までは低タンパク・低脂肪・糖質主体だった日本人の食生活は1960年代以降高タンパク・高脂肪・高カロリーに変化した結果「痛風患者」が急増してきたわけです。
痛風にとって「ダメな食事」とは?
かかりつけ医の先生にお聞きしたところ「その原因は食べ物の影響がかなり大きい」とのことでしたので「痛風にかかりやすい食べ物」について指導を受けてきました。
プリン体を多く含む食品
あん肝
レバー
モツ
白子
牛肉ヒレ
エビ
かにみそ
アスパラガスの上の部分
ポテトチップス(植物油脂のオメガ6系オイルの影響)
アルコール
特にプリン体の多いビール
果糖(果物・砂糖の摂りすぎ)
清涼飲料水・コーラ・スポーツ飲料
従来は魚や肉に含まれるプリン体が分解されて尿酸になりそれが結晶化して関節に激痛が走るというメカニズムでしたが、最近になって砂糖・果糖・質の悪い油など特にコンビニ弁当などはあまり好ましくないとのことです。
まとめ
しばらく、なりを潜めていた「痛風の発作」が突然やってきました。(激痛)
とにかくこの痛みにはどうしても耐えられないので、早速「かかりつけ医」のもとに駆けつけ薬を処方してもらいましたが結局原因はなんだろうか?と先生にお聞きしたところ「食事の内容が大きく影響している」と指摘されてしまいました。
そこで「痛風」にダメな食材について先生に聞いて来ました。
あん肝・レバー・モツ・白子
牛肉ヒレ・エビ・かにみそ
アスパラガスの上の部分・ポテトチップスなど
■・・・アルコール
特にプリン体の多いビール
■・・・果糖(果物・砂糖の摂りすぎ)
清涼飲料水・コーラ・スポーツ飲料など
食生活の変化により「痛風患者」が急増した事実からもわかるように「痛風にとって食べ物の影響がきわめて大きい」ので極力「痛風にダメな食材」は避けるべきである。